植物

2018年7月 7日 (土)

すだち(酢橘)の果実、だいぶ大きくなってきました。 2018年7月7日掲載

ベランダに4本の酢橘の木があり、そのうちの2本は果実を収穫するためですが、残りの2本はアゲハのために植えてあります。
4月初旬になると我が家のベランダで越冬したサナギが羽化して酢橘の木にとまり、しわくちゃの羽が日光に当って伸びるのを待つ姿が見られます。
そして新芽が少し伸びた頃に彼女らが再び4本の酢橘の木に産卵に訪れるのです。2014415_001

幼虫が15mmくらいに成長したらそっとやさしくつまんで、アゲハ用に育てている酢橘の木に移します。このくらいの大きさの時が、経験からすると最も移動先の葉に馴染むのが早く、すぐに可愛らしい足で葉につかまるのです。彼らにはここで成虫にまで成長してもらおうというわけです。

さて、アゲハの幼虫を移動させた果実収穫用の木は、これで葉を食べられる心配はなくなりました。5月になると蕾が大きくなり、次々と白い花が咲き、ベランダは爽やかな酢橘の花の香に包まれます。そして花は次々に受粉して花びらを落とし、そこにはまだメシベを付けたままの小さな果実が姿を現します。2014415_003

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この時、果実はたくさんついていますが、この中から大きく成長させる果実を酢橘の木自身が決めていき、15mmくらいになるまでに次々と育たない果実がポロポロと日毎に落ちて選別されていきます。
さて、人間はその後に更に果実をわざと切り落とし、個々の果実の大きさを大きくしようと企てるのです。ところが私はこの作業をする時に頭の中で2つの思いが対立して、実際にはそれ程切り落とせないのが実際です。つまり、大きな果実を収穫したいという思いと、一方でたくさん収穫したいという思いの対立です。まさに今からそれが始まろうとしているのです。さて、今年はどのくらい切り落とせるでしょうか。

左側の早く咲いた花の果実をノギスで測ってみたら直径25mm、右側は18mmでした。これは2つとも切り落とされませんが、これから何日か観察するなかで小さいままで成育の遅いものを切り落としていきます。また、1か所にたくさん果実がついているところはその中の2個を大きくするために残して、他のものは切り落とす対象となるわけです。25_18_201874dsc_0001

これは直径24mmでした。これも切り落とし対象外です。24_201874dsc_0003

柑橘類は1本単独で育てるよりも、複数を傍に置いて育てるとそれぞれが競って多くの果実をつけるそうです。それにならって私も収穫用を2本にしました。
アゲハ育成用の2本は実は収穫した果実の種を植えておき、それが成長して大きくなった木なのです。これは一度も花をつけず、ただ鋭い棘ばかりが際立つ木なのです。その鋭い棘を切り落とすと翌年に出てくる新しい枝には更に鋭さを増した長く太い棘が出てくるのです。きっと、私の事を怒っているのでしょう。

収穫は果実が3cmくらいになったら行います。収穫した果実はチャック付き保存袋に入れて冷蔵保存すれば2~3ヵ月利用できます。
果汁は赤貝、あおやぎ、みる貝などのお造り、酢の物など、すりおろした果皮は冷奴、昆布締めした白身魚の握りなどに利用するとその爽やかで上品な香りと酸味が料理を引き立ててくれます。また、ウオッカに氷と炭酸水を加え、半分に割った酢橘を絞って皮ごと入れれば暑い夏の晩酌に最適です。




2018年3月26日 (月)

胴吹き桜と桜並木の様子 2018年3月26日掲載

桜の開花宣言から間もないこの日、ここはまだ概ね四分咲きといったところでした。暖かい日が続けば満開まであと2~3日といったところでしょうか。
さて、この日の目的は「胴吹き桜」です。あまり聞きなれない名前ですが、観桜にいらしたら必ずご覧になった事があると言っても良いほど、どこにでもあるものです。そもそも「胴吹き」とは盆栽用語らしく、木の胴体や太い幹から直接芽を出しているものを指しているそうです。桜の木の場合は古い木に多く見られる現象だとか。
この度、咲き始めのその可憐な姿に魅了されたのを思い出し、撮りに行ってみた次第です。掲載した写真からその魅力を感じて頂けたら幸いです。

胴吹き桜
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中には挙って咲くものも。
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ハナニラ満開
足元に目を移せばハナニラが満開でした。けっこう強い爽やかな香りと、あの食用の韮とよく似た香もします。でも食用の韮とは別の種類だそうで、腹痛を起こすそうですから花を楽しむだけにしておきましょう。花の色は青みが強いものからほぼ白色のものまで個体によって様々あるようです。2018313dmc_0059

コゲラ
住宅地の中の桜並木の樹上を見渡すと、高いところにチョコチョコと下から上へ移動する小さな野鳥がいました。その独特の動きはやっぱりコゲラでした。まさかここでコゲラに出会うとは思いもしなかったので、シャッターを切りました。2018313dmc_0002

ヒヨドリ
桜の花が咲くと集まって来て蜜を吸う姿をあちこちで見ることができます。ここも例外にあらず、たくさんのヒヨドリたちがそれを味わっていました。彼らは花をちぎって蜜を吸い、その花を落としてしまう事も多く、特に満開の時は足元に落とされた花の多さに驚かされます。2018313dmc_0057

2018年3月23日 (金)

山椒の新芽と泡雪 2018年3月23日掲載

春の暖かさを象徴するかのように、ベランダの山椒の木から噴き出すように芽吹いて来ました。そしてその成長の早さに驚きを隠せません。
さて、この山椒の若葉はご存知のように「木の芽」と呼ばれ、季節の日本料理によく登場します。例えば炊いたタケノコの上に載せて頂くと、その香りと味わいは脳みそに春爛漫を染み渡らせてくれます。
一方、海の幸とではサヨリやマコガレイ、季節を戻せばヒラメやヤリイカのお造りやそれらの握り寿司にもよく合います。さらに季節を先取りするならば、穴子のバラ寿司に新ショウガのガリと共に散らせば、彩りも手伝ってその美味しさは一段と引き立てられます。
我が家の「木の芽」も、あと数日で利用できるようになりそうなので楽しみです。2018313dmc_0001

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桜の開花宣言も出て今週末が見ごろとの予報でしたが、 それとは裏腹に寒の戻りとなり、21日には降雪となりました。その時の写真がこれなのですが、春の泡雪らしく、その姿は暖気によりやがて消え春の雨となりました。2018321dmc_0009

2017年8月16日 (水)

夏の道東(知床・斜里・網走)へ行ってみました。その3 濤沸湖畔、能取岬、畑の景色 2017年8月16日掲載

その3ではその2でご覧いただいた小清水原生花園の近くにある濤沸湖での野鳥探索とオホーツク海を見渡せる能取岬の様子を紹介させていただきます。

濤沸湖
今回の遠征では思いのほか飛びものが少ないので、どこか彼らが集まっているところはないものかと探して回りました。ここに到着したら、まずはトビが出迎えてくれました。そして三脚に大口径レンズを付けて撮影中の方がいらしたので、チャンスありと判断して双眼鏡をのぞくと、水鳥系をはじめ猛禽類の姿も確認できました。その方の話だと先ほどオジロワシが対岸方向に飛んで行ったとのこと。再度現れないかと期待に胸がときめきましたが、夢に終わりました。

トビ2017729dmc_0087
ハイイロガンの群れか?2017729dmc_0090

アオサギ2017729dmc_0102 
向こう側には彼らのコロニーが2017729dmc_0103
オオセグロカモメ2017729dmc_0105

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イナダの死骸をついばむ
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エゾゼミ
近くの木でジィージィーと鳴き声がするので、探してみたらいました。2017729dmc_0111

能取岬
オホーツク海を見渡せる景勝地です。灯台を回るように配置された遊歩道があります。
野鳥は少なく、期待外れでした。
近くにはオホーツクのの空を監視する航空自衛隊網走分屯地のレーダーサイトがあります。

稚内方面を望む2017730dsc_0181
眼下には定置網が仕掛けてありました。どんなオホーツクの海の幸が獲れるのでしょうか。2017730dmc_0129
沖を行く船首に船橋が設置された変わった船型の船が航行中。何をするための船なのでしょう。 2017730dmc_0210
ホオアカ
ここにいた唯一の野鳥です。2017730dmc_0178
コマルハナバチ
足に付いている花粉団子に注目です。2017730dmc_0136
アゲハ2017730dmc_0157
ウラギンヒョウモン2017730dmc_0173
カワラナデシコ

東京近辺では最近見かけられなくなりました。時々ムシトリナデシコはありますが。2017730dmc_0212

道沿いの景色
北海道の道沿いの景色にはドイツのそれに似たものが多いですね。本当によく似ています。
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次回このシリーズ最終回のその4では能取湖、オホーツク流氷館、メルヘンの丘、他をご紹介させていただく予定です。

2017年8月13日 (日)

夏の道東(知床・斜里・網走)へ行ってみました。その2 北海道立北方民族博物館、小清水原生花園 2017年8月13日掲載

「その2」は北海道立北方民族博物館と野草の花咲く小清水原生花園を紹介させていただきます。

北海道立北方民族博物館
アイヌやイヌイット、エスキモーなどの北方民族の生活と民族衣装や楽器等を展示した博物館です。興味深いものをいくつか紹介させて頂きます。

アザラシの腸で作られた雨衣。
防水性に富んでいるアザラシの腸を縫い合わせて作られているそうです。
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ロシア ハバロフスク地方の魚皮製の靴。そういえば太平洋戦争末期の物資不足の時に、軍靴がサメの魚皮で作られたと私の母から聞いたことを思い出しました。魚皮は思いのほか耐久性があるということでしょう。2017728dsc_0145
アイヌ民族の鮭皮製の長靴2017728dsc_0146
アイヌ民族の草を編んで作った脚絆(スパッツ)とエスキモーの靴下(下)。
生活の知恵が伝わってきます。
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各種北方民族の民族衣装が展示してありました。
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モヨロ貝塚から出土した土器の数々。
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熊送りの儀式
北ユーラシアから北アメリカの人たちに共通する、熊を獣の中で最も崇高な物として扱う考え方から熊を殺した時には「熊送り」の儀式を行い丁重にその霊を送ったそうです。
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北方民族の楽器
馬頭琴などの楽器が展示してあります。2017728dsc_0159

小清水原生花園
車での訪問は勿論、入口にはJR釧網線「原生花園駅」もあるので、本数が少ないという難はありますが、趣のある気動車でディーゼルサウンドを聞きながら訪れるのも良いと思います。

JR釧網線「原生花園駅」と入線しようとする釧路行き快速「しれとこ」キハ54 507。車体にはクリオネが描かれていました。
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アカスジカメムシがたくさんいました。
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10羽の鵜が編隊を組んでやって来ました。2017729dmc_0012
次はウミネコの飛来です。2017729dmc_0018
カノコガ
なかなか洒落た模様をしています。2017729dmc_0019
ホオアカ
あちこちでその姿を見かけました。個体数は多いということでしょう。2017729dmc_0021

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ハマナスの花2017729dmc_0056
カワラナデシコ
東京近辺では最近見かけなくなった野草の1つに、久しぶりに出会いました。2017729dmc_0058_2
ノコギリソウ2017729dmc_0069
オオバギボウシ2017729dmc_0074
オオジュリン♂夏羽
突然草原から飛び出してきて、シャッターを切るや否やあっという間に視界から消え去ってしまいました。2017729dmc_0070
ダイシャクシギか?
こちらに向かって飛んできましたが、私を見つけたのかくるっと方向転換して飛び去りました。2017729dmc_0077
次回その3は 濤沸湖畔、能取岬と道端の景色をご覧いただく予定です。

2017年8月 5日 (土)

夏の道東へ行ってみました。 斜里・知床5湖・網走 その1 2017年8月5日掲載

北海道道東地方へ暑さからの逃避行です。
女満別空港へは久しぶりのB767でのフライト。到着後レンタカーで道東巡りを開始しました。ところがウィンカーが私の車とは逆の右側なので、時にいつものように左側のレバーを操作してしまい、ワイパーが作動して驚くあり様でした。頭の中ではわかっているのですが、いつものように手が勝手に動いてしまうのです。習慣とは恐ろしいものですね。
さて、今回は「その1」として斜里・知床5湖・網走です。

宿泊地斜里の窓辺からの風景
遥かに見える山々は知床連山と遠音別岳(右)です。都会のように高い建物がないので空が何と広いことでしょう。
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右端に見える山は斜里岳で、右下がJR釧網線(釧路⇔網走)の斜里駅です。今となっては貴重な気動車で運行されており、1日の運行本数も5~6本しかありません。丁度釧路方面行き列車が発車しました。2017726dsc_0003
4時24分、知床連山から顔を出した旭日
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知床5湖
7月まではヒグマ出没期のため、ガイドさんに引率されて森の遊歩道を歩きます。

フィールドハウスにあったお薦めファッションのマネキン
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歩きはじめて約8分たった時、無線に先行グループがヒグマに遭遇した旨の情報が入り、あえなく散策ツアーは中止となってしまいました。7月に入ってから毎日のように出没していたそうなので、「もしかしたら」が現実のものとなってしまいました。残念!!しかたなく自由に歩ける電気柵で守られた高架木道を知床1湖を目指し、森の中の生き物たちとの出会いは次回に延期です。

ヒグマ出没情報直前に撮ったオカモノアラガイとエゾアカガエル5_2017727dmc_0003

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電気柵で守られた高架木道からの風景
写真を撮ろうと立ち止まろうものなら、小さな虫がわんさかやって来て、顔や手は虫に覆われてしまうほどでした。虫よけネットが必要です。5_2017727dsc_0005

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オシンコシンの滝
移動途中に立ち寄ったこの滝はとても涼しく気分転換になりました。2017727dsc_0023

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博物館 網走監獄
明治・大正時代に網走刑務所が「網走監獄」と呼ばれていた頃の建物等を移築・保存している博物館で、屋内外に当時の監獄の様子が多数展示され、見ごたえがある博物館でした。外国各国から訪れる観光客も多数見受けられました。展示内容は興味あるものが多いので、あえて掲載ないことにしました。2017728dsc_0041

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入口にある看守の人形2017728dsc_0048
次回「その2」は北方民族と原生花園 、濤沸湖などについて掲載する予定です。

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