公園のキノコあれこれ 2018年10月10日掲載
秋雨、台風と晴天に恵まれない為か、林の中はキノコが大豊作でした。今回は趣きを変えてそれを紹介させて頂きます。
キノコの難しさはと言うと、その種類の特定でしょう。キノコ図鑑があるじゃないかとお思いかもしれませんが、よく似ているものが多いこと、幼菌では全く違った色や姿をしていたり、個体差や光の当たり具合で色が濃く見えたり、その逆だったり、実に特定しにくいのです。
それゆえ毎年報道されるように、誤って毒キノコを食してしまったりするのでしょう。
よって、ご覧頂く写真のキノコのほとんどは、その種類の特定ができませんでしたので、その点ご理解賜れば幸いです。
では、ほぼ特定できたものから順にご覧ください。
カニノツメ
この姿から私は「蟹の爪」を連想出来ませんが、これであろうと推定しました。
先端の焦げ茶色の溶けたようなところから悪臭を放つそうですが、私は現場でそれを感じませんでした。白くて丸いのは幼菌です。
チャダイゴケ科のキノコ
キノコなのに「コケ」と名のつくのはこれ如何に?チャダイゴケ科には幾つかの種類があるのですが、その中のどれかは特定できませんでした。
ホウキタケ科のキノコ
「ほうき」のような形からこの名がついたであろうことは想像できます。これもホウキタケ科の何というキノコなのかは特定できませんでした。
ノウタケ?
これはまだ幼菌と思われますが、成長すると「脳」のような形からこの名が付いたのかもしれません。
こちたは朽ちた老菌でしょうか。
特定できなかったキノコ
これから掲載するキノコはよく似たものが存在して、その種類を特定できませんでした。
キノコはその種類を特定するのが難しいことがよくわかりました。つまり、見分けられそうで見分けられないのがキノコなのです。よって、野生のキノコを自分で食用になるかどうか識別することなど、不可能に極めて近いと言えるでしょう。
これは高さが20cmくらいありました。まだ幼菌で、カサを開くに至っていません。
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