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2017年2月の記事

2017年2月25日 (土)

鳥群と魚群

今回はすぐそこに相模湾が広がる、河口近くで群れる野鳥たちの姿をご覧ください。
これは沢山の野鳥たちを養うに充分な生き物たちもまた、ここに生息しているということ示唆しています。

日も暮れかかった頃に上げ潮に乗って魚たちの群れがのぼって来ました。それを見つけて採餌する鳥たちが、入り乱れての争奮戦を繰りひろげたのです。あちらこちらからやって来た様々な鳥たちの中で、何といっても潜水して魚を捕らえるカワウが有利のようです。
魚群は右往左往して逃げ回りますが、その動きに合わせて鳥たちも追いかけ回す様は凄まじいものがあります。しかし、彼らは人間のように余分に捕獲して蓄えたりはしません。生命を維持するに必要な分だけを食べたら、まるで何事もなかったようにその場を去っていきます。

時系列では前後しますが、日中にユリカモメたちが突然舞い上がり、見上げると空一面が覆いつくされたようになりました。2015114_003_edited1

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それにつられてか、ヒドリガモたちもスクランブル発進!20141121_001_edited2

上げ潮に乗ってやって来た魚群めがけて、魚を好物とする野鳥たちが集まって来ました。20141124_004_edited1

水中でカワウに追われ、水面ではサギたちにつままれ魚たちは逃げ惑います。20141122_012_edited1

魚たちと鳥たちは興奮の極みに陥り、川は大騒ぎとなってしまいました。20141122_005_edited1

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逃げまどう魚群を追って一斉に移動する鳥たちです。20141122_040_edited1

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写真には写っていませんが、実は水中にたくさんのカワウが潜水して魚を追っています。手前のカモ達は逃げもせず、普段通りに浮かんでいるのが対照的です。
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この後、満腹になった鳥たちの興奮状態が収まるのに比例して、魚群のハネも無くなり川は平静を取り戻しました。そして私も撤収。

2017年2月18日 (土)

白梅の花の蜜を求めてやって来た梅次郎君と最近よく見かける顔ぶれ達 2017年2月18日掲載

日当たりの良い所では梅の花が満開となり、3月5日の啓蟄を前に、虫たちの姿も見かけるようになりました。そして留鳥達のさえずりも、ラブコールに変わってきたように聞こえます。これらを見聞きするとき、まさに季節が春へと変わっていくのを感じます。
また、これは冬鳥達の旅立ちが近いことをも予感させます。

さて、今回は満開の白梅の木に蜜を求めてやって来た、メジロ達を中心に紹介させていただきます。

メジロ
早速蜜を求めてやって来た梅次郎君です。
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こちらのメジロは、頭の羽毛に寝ぐせがついてしまったようです。寝相が悪いのかな?
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早速、好物の蜜を吸い始めました。2017215_dmc_0065

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満開なので、「さて、次はどの花へ行こうか」と迷っているのでしょうか。2017215_dmc_0070

ここにしようと決めたようです。2017215_dmc_0148

ところがあの花は、既に他の仲間に蜜を吸われた後だったようで、こちらに変更です。2017215_dmc_0170

次々と枝移りするので、ファインダーからすぐに姿を消してしまいます。2017215_dmc_0187

次はここです。
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梅の木はこうしてメジロ達にも受粉してもらい、果実を実らせるというわけですね。
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いつまで経ってもこの場所から飛び去る気配がないので、私のほうから他の場所へ移動することにしました。2017215_dmc_0140

ヤマガラ
藪の中からコソッと出てきました。2017215_dmc_0010

ルリビタキ雌
続いての登場は瑠璃子さんでした。お気に入りの枝にとまって、愛らしい目で出迎えてくれました。2017215_dmc_0013

突然地上に舞い降りた瑠璃子さんが捕らえたのは、枯葉の下に潜んでいた大ミミズ。何故樹上からミミズの存在を探知できるのでしょうか?私にはできないスゴ技です。そして、小さな鳥体とつぶらな瞳で、その大ミミズをチュルチュルっと頭から丸のみです。その愛らしさとは対照的に、すごい肉食系であることがわかり、引いてしまいました。2017215_dmc_0019

ルリビタキ雄
他の場所に行ってみると瑠璃雄君がやって来ました。2017215_dmc_0262

梅木瑠璃雄君です。2017215_dmc_0277

枝移りして「またね~」と飛び去りました。2017215_dmc_0111

コジュケイ(小綬鶏)
別の場所に行ったら、藪の中でコジュケイ(小綬鶏)御一行様が休憩中でした。2017215_dmc_0238

トラツグミ(足環付き)
雑木林脇の暗い草地に、足環を付けたトラツグミがいました。不本意ながら、行動範囲などの調査対象に選ばれてしまったのでしょう。「どこへ行こうと勝手でしょ!」と思っていることでしょうね。2017215_dmc_0344

エナガ
帰路に就く途中でエナガが飛び出して来ました。相変わらずの愛らしい姿に癒されました。2017215_dmc_0002

2017年2月13日 (月)

トラちゃんと紅白のツグミ科の野鳥、そして小綬鶏御一行様です。 2017年2月13日掲載

久しぶりに姿を見せてくれたトラちゃん、初対面のアカハラ、最近よく見かけるシロハラ、そしてコジュケイ(小綬鶏)御一行様をご覧ください。

トラツグミ
白梅の枝で繰り広げられる梅木瑠璃雄君の次の開演までの時間、近くの林と林の間の開けた草地を眺めていると、低い姿勢でススススッと進んでは止まり、積もった枯葉を嘴で掻いている野鳥を発見。双眼鏡で確認すると、それは中に潜んでいるミミズなどを採餌していたトラちゃんこと、トラツグミでした。201726_dmc_0339
この野鳥の羽毛の柄は枯草や落ち葉の上で、素晴らしいカモフラージュ効果を発揮します。距離があるとなかなか気づく事はできません。201726_dmc_0349

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左斜め後ろから見たトラちゃんです。枯葉の中に潜むミミズの気配を探っていました。201726_dmc_0355_2

引っかかっている枯草のカーテンに身を隠し、レンズを構えていましたが見つかってしまったようです。こちらを見ています。201726_dmc_0363

こちらを警戒しながら、足早に離れて行ってしまいました。201726_dmc_0365

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アカハラ
トラちゃんが姿を消し、少し時間が経った時にヒヨドリくらいの野鳥が、突然同じ草地に舞い降りたのです。ここで活躍するのが双眼鏡です。確認すると、まるでシロハラの赤バージョンのようなアカハラでした。これは先ほど藪の中で一瞬目撃した、私にとって初対面の野鳥だったのです。トラツグミ同様に落ち葉に埋もれて、それを嘴で掻いて潜んでいるミミズや虫を探していました。
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名前の由来はこのオレンジ色のお腹から来たのでしょう。201726_dmc_0384

やっと狩りの成果を得ることができたようで、落ち葉の中に顔を突っ込んでいました。残念ながら、この後私を見つけて飛び去って行ってしまいました。201726_dmc_0377

シロハラ
この日いたのに載せておかないと、シロハラに失礼なので載せておきます。
この野鳥は名前の通りにお腹の部分全体が白い個体と、この個体のようにグレー部分が多いものと2通りあるように思います。
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コジュケイ(小綬鶏)
野山に行くと耳にする、最初は早く、だんだん疲れてくるのか遅くなる「フィ、フィフィフィ、フィ フィ フィ、 フィ  フィ  フィ」と聞こえる比較的大きなさえずり(囀り)の主がこの鳥です。この日はゾロゾロと5羽藪から出てきました。201726_dmc_0078
この色彩がキジ科の鳥である事を示しているように思います。201726_dmc_0079

わかりにくいかもしれませんが、一番手前の鳥の右足すね(脛)の中ほどにうしろ向きに尖った突起があります。これが雄の特徴で、「けづめ(蹴爪)」といってこの鳥の戦う時の武器だそうです。雌雄同色なので、これで雌雄を判別します。201726_dmc_0085

この写真では蹴爪が見えないので雌雄の判別はできませんね。
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手前から2羽は蹴爪ありですね。
やがてコジュケイ(小綬鶏)御一行様も移動して行きました。2_201726_dmc_0084

2017年2月 9日 (木)

遂に再会実現! 瑠璃雄君特集です。 2017年2月9日掲載

今冬はこれまで瑠璃子さんの写真ばかりでしたが、遂に瑠璃雄君に再開することが出来ました。それも青天白日のもとでの梅木瑠璃雄君とです。

この日は場所を変えて探鳥していると、数人のカメラマンの方々がシャッターを切っている姿が! 双眼鏡で覗いてみたら、その先には何と瑠璃雄君の姿がありました。早る心に追いつかない歩み、「オジサンであること」を実感させられる瞬間です。とにかく皆さんの中に入れさせて頂き撮影開始。それでは梅木瑠璃雄君を紹介させて頂きます。

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餌を求めて地上に降り立ちました。201726_dmc_0131

再び樹上へ。瑠璃子さんを呼んでいるのか、しきりにさえずって(囀って)いました。201726_dmc_0139

ちょっとよろけて翼をバタつかせたところです。201726_dmc_0152

この苔生した枯れ枝の上がお気に入りのようで、よく降りてきます。201726_dmc_0165

瑠璃雄君のセンサーが狩りの対象の存在する可能性を感じたのでしょう、獲物を探しています。201726_dmc_0299

背伸びをして、周囲の警戒も決して怠りません。
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再び積もった枯葉の下の様子を探っています。201726_dmc_0309

近くの木の背後に寄り添って、私が木になりすましているのを見破られてしまった一瞬です。視線が合っています。201726_dmc_0310

正面を向きました。「おや、久しぶりだね。」とでも思ってくれたのだったら幸いなのですが。201726_dmc_0314

私達のために白梅の枝にとまってくれた、梅木瑠璃雄君です。201726_dmc_0229

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次回はトラツグミを中心に、私と初対面の野鳥も含めて数種の野鳥をご覧いただく予定です。

2017年2月 5日 (日)

シベリアからのビジターと梅次郎君に瑠璃子さん、そして他にこんな野鳥がいました。 2017年2月5日掲載

今回はシベリアからのビジターと梅次郎君に瑠璃子さん、そして他にいた野鳥たちをご覧ください。なお、残念ながら瑠璃雄君には今回も会えませんでした。

アトリ
シベリアから渡ってくるそうです。そこは寒くて、きっと生命の危険もあるのでしょう。そうでなければ、この小さな体で長旅をしてまでやってこないでしょう。ご苦労様です。

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強風にあおられたり野鳥に食べられたりで、木に付いている紅葉の実も少なくなってきました。体をねじって、残っている取りにくいところの実を食べていました。201721_dmc_0060

地上で採餌する個体も結構いました。今の時期はシベリアへ戻る長旅に備えて体力を蓄積しておこうと、食欲旺盛なのでしょうね。201721_dmc_0395

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後頭部の羽毛が少し盛り上がっています。シベリアン カット(Siberian cut)なのでしょうか?201721_dmc_0400

背後からの姿を見ると、多様な色彩と模様にシベリアン カットも加え、なかなか冬に似合った素敵な風合いだと思います。201721_dmc_0412

メジロ(梅次郎君)
春を予感させる梅の花が咲き始めました。その蜜を求めてやってきたのが梅次郎君でした。201721_dmc_0367

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活発に枝から枝へ飛び移るので、追うのが大変です。フォーカスを合わせようとした時にはほかの枝へ。撮る方から言わせていただくと、もう少し落ち着いてくれると助かるのですが。201721_dmc_0325

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背伸びをすると結構細長くなります。201721_dmc_0373

ルリビタキ♀(瑠璃子さん)
樹上を見上げて歩き回り、腰が痛くなったのでベンチに腰かけていたら、瑠璃子さんが出迎えてくれました。その距離3メートル余りです。その愛らしい目は腰痛を忘れさせ、再びシャッター切ることを促しました。201721_dmc_0169

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一瞬地上に降りて餌探しをしようと、翼を広げたところです。
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視線の先は地上です。ところで、少し化粧が濃くなったようにも見えますが。201721_dmc_0349

ヤマガラ
この日はヤマガラだけが5~6羽やって来ました。樹皮の間に潜む虫を探しているのでしょう、せわしなく移動しながら木を突いていました。201721_dmc_0287

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シメ
この日はいつもと違って、困ったような、問題を抱えているような顔つきではありませんでした。きっと問題は解決したのだろうと思わず笑みがこぼれ出てしまいました。 201721_dmc_0016

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ウソ
3~4羽がやって来ました。アカウソではなくてウソだけでした。好物の桜の新芽をついばんでいました。こちらが雄ですね。201721_dmc_0226

こちらは雌です。201721_dmc_0225

エナガ
器用に太い枝の下側にとまりました。相変わらずのせせこましさで、枝から枝へ移動です。201721_dmc_0352

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下向きはやはり苦手のようで、落ちそうになると翼をバタつかせていました。
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2017年2月 1日 (水)

自然の造形 「冬の思い出」 2017年2月1日掲載

春の足音が時々聞こえる今日この頃ですが、一方で寒さの厳しい日々も続きます。これはまるで「私を忘れないで下さいね!また次に会う時まで!」と冬が去る前に残していく再会の言葉のようです。ドイツ語圏の人たちがよく言いそうな雰囲気に思えます。Bitte vergiss mein nicht !! Wiedersehen bis zum naechsten Mal.と。
今回は立春を前に冬の思い出の景色を拾ってみました。

結氷と解氷
結氷と解氷を繰り返してできた晩冬の池の情景です。
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少し朝日が差し込んできました。
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静寂の中に気温の上昇に伴い、氷が割れる音でしょうか、時々ミシッとかピシッという音がします。これが春の足音なのでしょう。2015129_005_edited1

この氷の成す造形は私に地形図の等高線を連想させました。2015129_015_edited1

寄木細工の原型となった箱根の旧東海道の石畳を思い出しました。2015213_001_edited1_2

霜柱
繊細な霜柱が折り重なって朝日に輝き、遠くから見ると斜面はまるでメタリックのようでした。2015129_007_edited1

こちらの霜も繊細でやさしい霜柱が隙間なく密集して、少し時の経った積雪面のようです。2015129_009_edited1

一方で、こちらの霜柱はパワーを与えてくれるような力強さを感じます。2015129_017_edited1


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これは前述の繊細なものと力強さを感じさせるものの中間と言えそうです。どちらにも偏らずバランスのとれた存在なのでしょうか。2015129_027_edited1


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